ニュースになったのは福岡県福岡市の天神中央公園の話で、今年3/22から4/8の期間で、一区画を予約制で午前10時から午後8時の間、2時間500円(最高4時間) で借りる事が出来る制度になっと言うのだが。。。。
出典;天神中央公園
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内情は如何に
実は天神中央公園は10年前から花見届出制度があった経緯がある、しかし事務手数料として有料化されるのは、今年の桜まつりからである。地元の人達は目立った混乱も少なくお花見を楽しんでいる様子だが内情を聞いてみると率直な答えが帰って来た。
賛成派の意見を聞いてみると、警備がされて安心してお花見が出来る、場所取りを考えなくて良いので時間に余裕が出来る、収益で整備や警備をして治安が良くなる等の声があった。
これに対し反対派の意見は、お花見にお金が掛かるなんて言語道断、公共施設にお金を払うのは違う、差別(区別)を感じる等の声があり、その考え方は賛否両論の様である。
お花見の歴史
お花見の始まりは、奈良時代に貴族が始めたものと言われており、最初は桜ではなく梅や萩でした。平安時代の万葉集には梅の句が多く詠まれています。 しかし平安時代になると梅から桜に変わり、古今和歌集では桜の句の方が多く詠まれ逆転しています。
そして貴族の間で庭に桜の木を植えるという事が大流行しました。 そして江戸時代に入り、3代将軍徳川家光が上野に奈良吉野山の桜を植え、後に8代将軍吉宗が庶民の為のお花見公園を
作った事で、 庶民の間でも桜の下でお酒を飲んだり、お弁当を食べる様になり、お花見の姿になっていったのです。ちなみに三色団子の登場も、この頃と言われています。
出典;菓宗庵
盛り上がる訳
桜を分析してみると、桜の香りには精神を安定させるリラックスの効果があり、これが二日酔いにも良いそうです。 しかし逆に花粉にはエフェドリンという興奮を誘発する成分が含まれています。
楽しくなったり宴会が盛り上がると言うのは、このエフェドリンの作用が影響しているのかも知れませんね。
花粉と言えば花粉症の事が心配ですが、杉やヒノキに比べると桜の花粉は湿りけがあり飛び散る事が少ないとの事、鼻や手で触れなければ個人差はありますが大丈夫な様です。
お花見の後の話ですが、私の住む地域の花火大会は何年か前から予約制で一区画2000円位で、募集をしていたなと思い出しました、毎年大盛況完売だそうです。
今年も、もうすぐ桜の見頃を迎えます、奈良時代から続く優雅な歴史を思いつつ花見弁当を持って出かけたいと思いました。